からくり時計
岡山県北の作州地域に伝わる巨人伝説があり
太郎丸は京の都まで三歩で行き来し、
禁裏(きんり:天皇が居住している処)の護衛を奈義の地に居ながら勤めていたので
『三歩太郎』(さんぶたろう)と呼ばれるようになりました。
三歩太郎の大きさを表すエピソードに、
那岐山頂に座って瀬戸内海や因幡の賀露の浜で足を洗ったとか、
那岐山と八頭寺山をひとまたぎした時にキ●タマがこすれて出来たと
言われる淵があったりします。
伝説では、那岐山に腰掛けたさんぶ太郎が箸でつまんだ石を投げ捨てたところ、
湯郷まで飛んで来たとされています。
そしてその石は、2つの大きな岩が重なりあった「かさね岩」として現在も残っており、
均衡を保ち絶対に落ちないことから受験のご利益スポットとしても知られています。朝8:00~夜21:00までの間、正時を迎えるごとに時計の上部が4分間開き、
巨大なさんぶ太郎が登場します。
登場した時の、足と身体のバランスが微妙ですが、湯郷温泉にお立ち寄りの際は
是非、御覧ください。
明日は、豆富屋への道②を載せたいと思います!
次期三代目より